本日は2019年1月で引退をされた
元横綱 稀勢の里 について記事を書いていきたいと思います 🙄
19年ぶりに日本出身の横綱となり、期待を一身に背負いながら闘った力士
私はあまり相撲は詳しくないので
勝敗や彼の成績については何も言えないのですが…
今回は
彼を連続8場所もの休場に追いやるきっかけをつくった
『左大胸筋断裂』に焦点を当てたいと思います。
さて、大胸筋ってどんな筋肉でしょう?
※VISIBLE BODY「筋肉プレミアム」より抜粋
こちらが大胸筋!!
胸に広がる大きな筋肉で、相撲では主に突っ張りや投げ、肩を動かす動作で欠かさずに使われます 😡 この筋肉が損傷してしまうと、上記の動作に支障がでてくるという事です。
特にコンタクトスポーツである相撲にとっては致命的な怪我になります 😥
ちなみに損傷した部位の予想はこちら 💡
※VISIBLE BODY「筋肉プレミアム」より抜粋
どの情報を見ても、筋断裂もしくは損傷としか書いていませんが、筋断裂とは簡単に言うと肉離れです。
断裂には程度があります。
(軽 傷)Ⅰ度 : 筋線維に小規模の部分的な断裂 復帰目安:3週間 (中程度)Ⅱ度 : 筋線維の一部断裂、筋膜損傷、皮下内出血が発症 復帰目安:6週間 (重 症)Ⅲ度 : 完全断裂となり、患部に陥没が見られる 復帰まで:手術による修復を検討。
というようにこの程度によっても休場期間は変わるわけです。
どのくらいだったんだろう…
怪我をした後、無理して出場していたので、さらにひどくなったのかもしれませんが、
そこからあれだけの休場していたので、Ⅱ度orⅢ度だったのかなぁと思います… 😥
でも痛がっていたからⅡ度かなぁ。。
稀勢の里さんは、肉離れ、もしくは筋挫傷(ちなみに相手とコンタクトしていれば筋挫傷、非コンタクトであれば肉離れ)を起こしましたが、日常でも起こりえます 💡
よく聞くのは、運動不足で急に走ってしまってももの裏を肉離れ・・・
そんな時、どんな対処をしたらよいでしょう??
◆急性期:肉離れを起こした直後は、発症から48時間以内はRICE処置が必要 受傷2〜3日以降、安静時痛がなければリハビリを開始 ◆回復期:受傷後2~4週で動かしても痛みが生じなくなったら、コンディショニングを行う。 ◆維持期:それ以降で圧痛やストレッチ痛などが消失し、動作にもほぼ問題なけれは肉離れを起こしてしまう動作の修正を行います。 ※上記に述べていることは、あくまで代表的な対処法です。症状によって対応は変わりますので、医師や理学療法士、鍼灸師、トレーナーなどに必ずご相談ください。
Rest 安静
Ice 冷却
Compression 圧迫
Elevation 挙上
この時、超音波なども良いです。
例)反動をつけずに患部を軽く伸ばす。
うつ伏せで膝の曲げ伸ばし、足を挙げる など
例)受傷部位や周囲組織のリリースと軽いストレッチ
周辺関節のコンディションを整えるエクササイズ
受傷部位の低強度筋力トレーニング
また筋トレやストレッチ、ランニングなどを強度をあげて行います。
・・・ということで、様々な情報を見ると、順風満帆ではなかった土俵人生
だそうですが、横綱になれるのは数多の力士の中で本当に一握りの人間だけです。
そこまで辿り着けたことは素晴らしいことだと私は想います 😡
「私の土俵人生においていっぺんの悔いもございません。」
と胸を張って言っていた元横綱 稀勢の里
今後は後進の育成を行うということで、ぜひ頑張って欲しいと思います 💡
こんにちは!
Hearts Bridgeパーソナルトレーナーの吉岡優太です。