ども、ゆたです!
今日は
「脳と心のちから」で
ー疲れ知らずに!ー
目次 / Contents
膨大な情報にあふれる現代社会は、脳や心にかかる負担は大きくなりがちです。
日常生活を過ごす上で情報は大切なんですが、それ以上に自分にも負荷が
かかっているということを再認識することが大切です。
そこを知っているか、知らないかで将来がかなり変わってきます!
少しの心がけで疲れ知らずになれるように、この記事を読んで学んでみましょう!
疲労感は自律神経と脳疲労が原因!
疲労に対して、「肉体的」と「精神的」を区別する必要はありません。
いずれも疲労を起こすのは、自律神経とその中枢に脳疲労が生じているのです。
からだを活動的にする交感神経と
休息させる副交感神経がバランスを取りながら
心身を健全に保つように調整します。
自律神経が酷使されると、脳内で活性酸素が
過剰発生し、神経細胞は酸化ストレスの危険に
さらされます。
自律神経がさびて機能低下した状態が「疲労」
からだが酸化した状態が「老化」なんです。
脳疲労を軽減させる「ワーキングメモリ」
あらゆる動物は、過去の経験から学び、危険を回避して生存しています。
この経験は、脳では記憶として保存されています。
その典型が車の運転です。
スピードや車間距離や信号、標識などを感知して、どう運転するかを判断しています。
同時にカーナビで目的地を捉えながら手でハンドルを操作して、足でアクセルとブレーキを踏み、助手席のヒトと会話を楽しみます。
このように
リアルタイムでインプットされる情報(短期記憶)
を受けながら、
過去の記憶や学習、理解(長期記憶)
を結びつけて複数のことを同時に行ったりする脳の働きを
「ワーキングメモリ(作業記憶・動作記憶)」
と呼びます。
このワーキングメモリを活用し、鍛えることが、脳疲労の対策に大きく役立ちます!!
ワーキングメモリの強化方法
① ものごとを多面的にみる習慣をつける!!
なにか物事に遭遇したとき、ひとつの視点からではなく、いろいろな方向から考え、問題を解決する糸口を探します。また固定概念を捨て、頭を柔軟にすることで、さまざまなアイディアを生み出します。そこに、うれしい・楽しい・悔しいなどの感動が伴うと効果的です。
② 多くのヒトとコミュニケーションを交わす!!
最近はメールのみのやりとりが増えていますが、フェイス・トゥ・フェイスで行う会話のほうが、ワーキングメモリの活用度は格段に高いのです。コロナの影響がありますが、本来相手に会い、臨機応変に対応しながら、会話のキャッチボールを楽しめるというのは、ワーキングメモリを活用している証なんです。
③ 多趣味になる
世の中の出来事に興味を持ち、多趣味になることです。趣味といっても高尚なものやお金がかかるものである必要はありません。映画を観る、音楽を聴く、食べ歩きなど、自己満足の趣味でよいのです。
これらのことを意識し、行動していくことで ワーキングメモリを強化して、生き生きとした人生を送るための第一歩になります!!
「トップダウン処理」を優先して脳にラクをさせる!!
トップダウン処理 あらかじめ持っている知識や経験を活かして、 全体がどうなっているかを俯瞰して個々の情報処理を行う方法。
ボトムアップ処理 資格や聴覚から集めたデータを積み上げて、徐々に全体を 把握していくように組み立てていく情報処理の方法。
両者は非常に対照的な働きをします。
初めての体験する仕事では、ボトムアップ処理から始まるでしょうが、
経験値が上がると過去の事例からトップダウン処理ができるようになります。
✋たとえば
仕事の資料を読まなければならない場合、
資料をすべて理解するのではなく、自分に必要な文言を
ピックアップして理解し、あとで全体を読むという方法です。
脳疲労が溜まっていると自覚するなら ボトムアップ処理で確実性を求めず、 トップダウン処理で要領を優先したほうが脳は疲れず、ラクでいられます。
「メタ認知」の能力を高めよう!
トップダウンの処理を行うためのキーワードは
「メタ認知」です。
メタ認知が高いヒトは、数学が得意と言われています。
通常、数学では答えはひとつですが、その正解を得るための方法は何通りかあります。
そのなかでシンプルな方法を選ぶのがセオリーなんですね!
コレ自体はなにやら高度な能力だと思われそうですが、 僕たちの日常会話でも無意識にメタ認知を活用しています。
周囲の会話や雰囲気に合わせて
今何を話すべきかを考えながら話すのは
メタ認知を活用している証です。
いわゆる空気が読めないヒトは、メタ認知が低いと言えるでしょう。
✋メタ認知を高めるポイントは
つねに自分と周囲を高いところから見下ろすように
「俯瞰」しながら思考し、判断するクセを身につけておくことです。
「メタ認知」能力がつくと、疲れを溜めにくい脳にすることができます。
いかがでしたか??
脳へのアプローチを考えることで、疲労回復できるってことを
理解し、日常生活に活かしてみましょう!
以上です。
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今日も記事を見てくださってありがとうございました。
ではまた。
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自律神経とは、心臓の拍動や血圧、体温など
あらゆる生命活動を24時間コントロールしている神経です。