【学び】呼吸の浅さと筋肉の硬直 ー読者様からの質問にお答えします!ー

基礎解剖学



 

 

ども、ゆたです!

 

昨日は姿勢を崩したり、肩こり首こりなどの原因となる

努力性呼吸について具体的な動画や改善エクササイズを書きました。

ご自身の状態が気になるヒトはぜひご覧ください。

【学び】基礎解剖学「呼吸編」 -努力性呼吸-

 

 

 

さて、今日は以前書いたブログのリメイク版です。

このブログでは閲覧者様からご質問いただいた内容に対して記事を書きます。

質問

 


👩「呼吸が浅くなってしまいがちで、それが原因とも思われる筋肉の硬直による体調不良に悩まされる事がしばしばあります。

横隔膜と股関節が密接に関係しているようですが、その関連性について詳細と分かりやすい解説を上げていただけないでしょうか。

また、横隔膜が正常に機能すれば股関節の可動域を広げる事が可能なのでしょうか?

何か改善に繋がるストレッチや筋肉のほぐし方など、もしあれば載せて頂ければと思います。」


 

はーい 😀 

質問いただけて嬉しいです。

 

まず結論からお答えします!

質問者様が書いてくださっているように横隔膜と股関節って密接な関係があります!

そして横隔膜が正常に機能すれば、股関節の適切な可動性も上がります!

 

以前の記事で横隔膜が機能していないと、どう変化するのかを書きましたが、様々な悪影響があるわけです。。。

 

この結論を読んで、「👨えっ!?」って疑問を持てたヒトは

からだリテラシーが高いヒトです🎩

 

横隔膜と股関節は筋肉の直接的なつながりがないのに、

なぜ

密接な関係があって、股関節の可動性が上がるのでしょうか??

 

 

答えは2つ!!

 

①筋膜でつながっている!

②腹圧が高まらない!

 

・・・というわけで

 

 

①筋膜でつながっている!

まずは①については下の筋膜図をご覧ください。

※アナトミー・トレイン第2版より抜粋

 

これは筋膜の「ディープ・フロント・ライン」と言います。

この青いラインが全て筋膜で繋がっていますよーっという事なんですね 🙄

 

 

ちょっと苦手な方は目を閉じた方がいいかもしれない画像ですが・・・

※アナトミー・トレイン第2版より抜粋

 

上の写真を見てもらうと、

👉 足の指、脛裏、膝裏、内腿、腿の付け根、腰、横隔膜、肺、喉、舌

以上の部位が筋膜によって繋がれているという事がわかると思います。

 

腿の付け根を通っているという事は、股関節を通っているという事なのです 😯

 

 

つまり!!

 

 

①の答え

呼吸を司る横隔膜がうまく機能していないと、この筋膜を介して股関節にも影響を及ぼすばかりでなく、その他の関節や組織にも繋がってしまう。

 

この筋膜が繋がっているからこそ股関節への影響につながる!!

だからこそ呼吸を整えれば股関節の可動性も機能も変わってくる可能性がある!!

 

 

 

②腹圧が高まらない!

では2つめの「腹圧が高まらない」です。

皆様、体幹という言葉を耳にした事はあると思いますが、

体幹って一体どこなんでしょう??

※Visible Body 筋肉プレミアムより抜粋

実は

頭と手足を除いた部分が体幹と呼ばれる部位なんです!!

つまり股関節も含まれるという事なんです!!

 

へぇ〜

体幹ってお腹の事だと思ってた 😯

そうなんです!!

メディアなどで体幹というと何かとお腹ばかりに焦点を当てるために、そんなイメージをされている方は多くいます・・・

そしてこの股関節が含まれている体幹では、

特に重要なのが腹圧なんです 🙂

 

スポ子さん

腹圧って何??

 

※プロメテウス解剖学アトラス 第2版より抜粋

上の画像にあるのが腹圧です!!

横隔膜、骨盤底筋群、腹横筋、多裂筋という筋肉がそれぞれ4方向から関わり、BOXのような形になっています。

例えば、イキむ時にお腹が少し膨らみませんか??

それが腹圧が高まっている状況なんです。

※プロメテウス解剖学アトラス 第2版より抜粋

この4つの筋群がお互いに機能しあえば、体幹が安定する条件が整います。

しかし、下記の姿勢をご覧ください!!

※プロメテウス解剖学アトラス 第2版より抜粋

姿勢「b」は、いわゆる骨盤後傾状態で、平背・・・

姿勢「c」は、骨盤が前方移動しているスウェイバック・・・

 

このような姿勢では先程挙げた4つの筋群が機能しにくいんですね。。。

ちなみにスウェイバックは特に横隔膜が機能しにくい姿勢なんです。

スポ子さん

そうなんだぁ〜

ということは、横隔膜がうまく使えないと腹圧が高まらなくて体幹が安定しないから、股関節もうまく動けないって事??

スポ子さん!!

その通りです!!

 

②の答え

不良姿勢や動作のクセで横隔膜や他の筋群が機能しないという状況になると腹圧が抜けてしまい、体幹が安定しない為に手足の動作も安定しない。

だからこそ腹圧が高められるように呼吸を整える事は重要!!

 

 

なるほど〜

なんとなくわかってきた!!

じゃ、呼吸を整える為にはどうしたら良いの??

その方の姿勢よってはアプローチが変わるので、一概にこれをやってください!!って事はあまり言えないんですが・・・

今回は2つのエクササイズをご紹介します。

これを定期的に行なっていただく事で横隔膜への刺激となり、呼吸を整える作用もあります。

さらに腹圧が高まり、体幹が機能しやすくなりますので股関節の機能も改善しやすくなります。

 

 

エクササイズ 1

「呼吸/生後3ヶ月ポジション」

ターゲット:横隔膜の機能向上、体幹の安定

頻度・回数:6回×1セット/レッスン・筋トレ前

流   れ:

①仰向けになり、腹圧をかける(少しイキむ)
※上半身、下半身はリラックスしましょう。

②腰が床から離れないように両手足を上げる。

③腹圧をかけたまま、胸とお腹が同時に膨らませながら息を鼻で吸い、
胸とお腹が同時にしぼむように息を吐く。
※この時に腰が床から離れない。体幹は微動だにせず行う。

注 意 点:常に肩・首・足に力が入らないようにしましょう。

 

 

 

エクササイズ 2

「デッドバグ」

ターゲット:体幹の安定、肩関節や股関節の機能的な動作の学習

頻度・回数:6回ずつ×1〜2セット/レッスン・筋トレ前

流   れ:

①仰向けになり、腹圧をかける(少しイキむ)
※上半身、下半身はリラックスしましょう。

②腰が床から離れないように両手足を上げる。

③腹圧をかけたまま、同側の手足を下ろす。
※この時に腰が床から離れない。体幹は微動だにせず行う。

④6回ずつ行なったら、対側の手足で行う。

注 意 点:呼吸を止めない。常に肩・首・足に力が入らないようにしましょう。

 

これを2週間は続けていただくと、体の変化を感じられる可能性があります。

 

 

以上です。

 

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今日も記事を見てくださってありがとうございました。

 

ではまた。

 


 

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