基礎解剖学「肩って何で痛める人多いの??編」

基礎解剖学

こんにちは!

本日もブログを見てくださり、ありがとうございます 😳

Hearts Bridgeパーソナルトレーナーの吉岡です 🙂

 

このコーナーでは基礎解剖学を基にして、インストラクターの皆様が

普段のレッスンで活かせそうな情報をUPしたい 😀

良かったらぜひご覧ください 💡

 

 

 

 

さて、ちょっと私の日常の話からですが

私は専門学校で講師をしておりまして

その中で野球部の学生に授業をしています。

 

 

そんな学生たちによーく聞かれるのが

学生
先生、ちょっと肩が痛いっす・・・

吉岡
おー、どしたー?

学生
いや、わかんないっすけど、この辺が痛くて・・・

吉岡
どれどれ・・・

 

っていう会話になることが頻繁にあります。

 

 

 

 

一般のお客様でも来店目的が

ダイエットやボディメイクだとしても

多くの方が肩の痛みを潜在的に抱えています。

 

 

 

 

肩の傷害

悩まれている方、多くないですか??

 

 

 

そんな方々の「肩」について知りたい!!

今日はそんなことについて触れてみます!!

 

 

 

 

肩の痛みを知る為に、まず肩の構造から見てみましょう!!

※プロメテウス解剖学アトラス 第3版より引用

 

実は肩関節って5つの複合的な関節から成り立っています!!

スポ子さん
えっ!?

そうなの??

はい、そうなんです!!

上の画像の丸い箇所がそれぞれ関節なんです

 

①肩甲上腕関節

 →肩甲骨と上腕骨に挟まれた関節

②胸鎖関節

 →胸骨と鎖骨に挟まれた関節

③肩鎖関節

 →肩甲骨と鎖骨に挟まれた関節

この3つは見た目もそうですが、構造的に関節としての役割を持っています。

そして

④肩甲胸郭関節

 →肩甲骨と胸郭間の関節

⑤第2肩関節

 →肩峰と上腕骨間の関節

この2つは構造上の役割はありませんが、機能上の関節の役割があります。

 

スポ子さん
へぇ〜

そうなんだ!?

肩関節って、1つの関節だと思ってた 😯

 

そうなんですよ!

僕も知った時は衝撃的でした 😉

そしてこの構造をよく見てみてください!!

※プロメテウス解剖学アトラス 第3版より引用

 

肩甲上腕関節は、球関節という丸い関節が肩甲骨に当たっているだけなんですね!!

反対にこちらを見てみてください!!

※プロメテウス解剖学アトラス 第3版より引用

こちらは股関節です。

人体には球関節が2箇所あるのですが、それが肩関節と股関節です。

この股関節の構造と肩関節の構造を見比べてみてください!!

 

股関節の球関節は、骨盤の中にしっかりハマっていますが、肩関節は肩甲骨に当たっているだけなんです!!

・・・ということはどういうことがわかりますか??

 

もしかして、滑りやすいってこと??

 

スポ子さん!!

その通りです!!

構造上、比べると

股関節は安定性が優れ、可動性に乏しい

肩関節は可動性に優れ、安定性に乏しい

のです 😉

 

つまり

肩関節はグルングルン動けるんだけど、正しくない姿勢だったり・・・

普段の動作のクセがエラーを起こしていると、

不安定な為にその周りの組織に炎症を起こしてしまうんです。。。

だから肩に痛みが出やすいんですよね〜 🙁

スポ子さん
なるほど!!

そういうことだったのね!!

じゃ、傷害にならないようにする為には肩関節を安定させることが重要ってわけね??

 

スポ子さん!!

飲み込みが早い!!

その通りです 😉

肩関節は安定性がいかに重要かが理解いただけたところで、今度は安定性について書きますね!!

 

次回・・・笑

スポ子さん
えーーーー!